極力避けたい!共有名義の家・不動産の相続


共有名義の家・不動産は相続に適さないと以前から言われていることです。なぜ遺産相続には向かないのか、共有名義を問題なく解消する方法はあるのか、見ていきましょう。

 

 

何かと揉める種になる共有名義の家・不動産

家を共有名義で遺産相続する兄弟は少ないと思います。なぜなら、一緒に、またはどちらかが、家族でその家に住むとなった場合は、一応持分に併せて家賃を払わなければならないからと法律で決まっているからです。いくら仲が良い兄弟でも、お互いが経済的に苦しくなった場合は、家賃を徴収することも考えられますし、法律的にもそうすることが当然となっているのです。

 

 

たとえば、長男・長女の兄妹が親から遺産相続で2分の1ずつで法定どおりに相続したとします。まだこの代でなら話し合いで決着できるかもしれませんが、長男が死んでその妻と二人の子どもが法定どおりに相続した場合、話しは余計に厄介になってしまいます。できれば、長男、長女の兄妹が生きているうちに共有名義を解消するのがベストです。

 

 

長男が亡くなっても妻だけに相続させる方法はある

家の共有名義なら、何だか面倒くさいから、遺産相続の際にはじめからよそうと思うかもしれませんが、土地は共有名義で持つパターンが意外と多く残っていて、後々トラブルを招きやすいことがわかっています。

 

 

ただ、日本は相続遺産を家や土地など、分けにくい不動産で持っている方が多いのです。ですから、ひとつのビジネスになるぐらい揉め事が多くなるのです。

 

 

先ほどの長男・長女の兄妹の例でいきますと、長男が亡くなっても妻だけに相続させるべきでしょう。特別代理人を立てる必要はありますが、家や土地の相続順位は妻は常にですし第一順位は子と決っていも、このケースなら家庭裁判所でも申立てを認めてもられると思います。

 

 

共有名義を解消する方法

共有名義を解消する方法は、いくつかあります。まず、先ほどの例を使うと、たとえば長男が、自分の持分を対価として(妹から)受け取り、妹の長女だけの単独名義にしてしまうことです(もちろん逆もアリです)。

 

 

また、家の場合は無理ですが、土地を分筆して、それぞれの単独名義にしてしまうことです。分筆や測量、登記に費用はかかりますが、多くの人がこの方法で分筆しています。土地が等分に分けられることより、ちゃんとした建物が建つように接道がきちんとしているか、プロに見てもらったほうが良いでしょう。

 

 

最後は、使わない土地・家なら売却してお金を分けることです。この場合、先に単独名義にしておくと、手間費用の節約になります。

 

 

ともかく、なるべく子どもの代にまで、揉め事の種は残さないようにしたいものです。