叔父や叔母の相続で気をつけなければならないこと


小さな頃はよく遊んでくれた叔父や叔母も、歳をとると雰囲気が変わって、誰かも分からなくなることがあります。そしてそんな叔父や叔母が亡くなり、縁遠いと思っていた自分が彼らの相続をしなければならなくなった場合、注意すべきことについて、ここではまとめています。

 

 

叔父や叔母の死亡で相続しなければならなくなったら

 

叔父や叔母が独身であれば、叔父や叔母の父母が相続人になりますが、叔父や叔母の父母が他界している場合は、彼らの兄弟である父母が、もし父母が他界してほかに兄弟がいない場合は、甥姪が彼らの相続人となります。

 

 

つまり、叔父や叔母が独身という場合は、甥や姪にまで、家などの相続が及ぶことがあるわけです。ですから、叔父や叔母がいて彼らが独身者の場合は、いろいろな意味で注意が必要です。

 

 

この場合、いまは独身でも婚姻経験があり、家に子どもがいる場合は彼らに相続権があるため、甥や姪は関係なくなります。でも、叔父や叔母が結婚の経験がない、まったくの独身者だったときは(自分たちの父母が他界していれば特に)、気をつけて見る必要があります。

 

 

なぜ独身の叔父叔母に注意しなければいけないか

 

なぜ注意が必要かと言うと、叔父叔母が普通に生活している人なら問題はありませんが、なかには荒れた生活をしている人もいて、多くの負債を抱えたまま亡くなっていく方もいるからです。

 

 

たとえば、それが自分で何とかできるレベルなら良いですが、自分も生活しなければならず、手に負えなくなることもあり得るということです。

 

 

独身でいることが悪いわけではありません。静かに不景気と格差が進んでいる社会では、ひとりの生活を無事に終わらすこともままならないケースが増えているのです。そして、それが特に独身者の中にも増えているのですね。

 

 

しかも叔父や叔母とも行き来がなくなってしまううちに、どのような生活をしているのかも判らなくなってしまいます。特に行方が判らない叔父や叔母がいたら要注意です。

 

 

相続放棄も検討してみる

 

先ほども言いましたが、自分で尻拭いできる範囲ならカバーすれば良いでしょうが、自分でどうしようもできない場合は、相続を放棄することも可能です。ただし、期限は相続が発生した時から3ヶ月と短く、裁判所に申請しなければならず、弁護士などの専門家に依頼しなければならないかもしれません。

 

 

また相続放棄を選ぶ場合は、基本的に遺品にも手を掛けてはいけません。資産の処分をした場合は単純承認したと取られてしまうからです。でも。相続できないと決断した場合は相続放棄も進めてみることです。

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